ケアラーさん向けのコミュニティーの企画に参加した報告と、全国で活動しているヤングケアラー・若者ケアラーの支援団体・当事者団体の情報や参加の仕方について一般例をご紹介します。皆さんにあった参加方法が見つかれば幸いです。それでは参りましょう!
ケアラー支援団体・当事者団体のご紹介(厚生労働省HPより)
ふうせんの会
point
- 拠点は大阪。
- 対象は高校生以上。
- 社会情勢上オンラインがメイン。
家族のケア、手伝いをしている(していた)方からヤングケアラーに近いかも?と思う人まで幅広い方が対象です。
公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)
こちらは精神障がい者の家族の全国組織です。(以下4点は「みんなねっととは?」より引用)
- 学習会や相談技能の研修会など、家族が力をつけるための支援をしています
- 「月刊みんなねっと」を発行し、情報を伝えます
- 医療・福祉制度や施策をよくするために活動します
- 精神疾患・精神障がいについて啓発・普及をすすめます
調べたところ、全国に支部がありました。(山口県支部が現在準備中。)連絡先は「各都道府県連・関係団体 お問い合わせ先一覧」(みんなねっと)。
みんなねっとサロン
point
- 対象は精神疾患・障がいのある方と過ごすご家族。
- 起きた出来事や抱える気持ちなどを匿名で相談し合えるコミュニティサイト。
- 1つ前の項目でご紹介した「みんなねっと」さんが開設している。
匿名・オンラインという条件で相談出来るのは個人的にはポイントが高いですね。
精神疾患の親をもつ子どもの会(こどもぴあ)
point
- 対象は精神疾患の親をもつ成人した子どもの立場の方。
- 集いや各種プログラムを行っています。
- 似た境遇で育った方とつながることができる場所です。
- 社会情勢を鑑みてオンラインでの活動がメイン。
- 個別の相談は受けていません。
拠点は東京・大阪・札幌・福岡・沖縄。
(全部団体の公式HPに飛びます。沖縄だけFacebookです。)
全国きょうだいの会(全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会)
point
- 兄弟姉妹に障害者 がいる方(きょうだい)を中心とした団体。
- 設立は1963年。
- 現在オンラインメイン。
- 参加条件は、会員さん/会員になることを検討している方。
入会希望の方は「入会お申し込みフォーム」(同団体公式)をご利用ください。
Yancle community(ヤンクルコミュニティ)
point
- 主に40歳以下のヤングケアラー・若者ケアラーが対象。
- チャットサービスのSlackを使用して交流を図っている。
- 当事者同士での相談や交流、情報共有ができる。
- 定期的にZoomを用いてオンライン交流会を開催している。
- 登録料は無料。
参考
- 今回は厚生労働省のホームページから情報提供させて頂いております。
- 自治体のホームページにも案内が掲載されている場合があります。
- 厚生労働省のサイトにはこの他にも色々な相談窓口の情報が掲載されています。
- 参加の前に【会員になる必要があるか、参加費がかかるか、参加方法は?途中の入退室は?】といった点をご確認ください。
参加した企画のご報告。
私が参加したのはこちらの会の企画。
代表のほか、実際に介護されているご家族や看護師さんがご参加でした。テーマは、コロナ禍の面会体制。皆さんは入所中・入院中のご家族と会えていますか?
私は少し前まで病院勤めで面会をお断りしていた側でした。耳が痛い話を聞くことになろうとちょっと腹を決めての参加。ご家族側の意見をお伺いしたり、私が現場にいた時の近隣病院の対応例などをお伝えしたりする機会にして頂きました。厚生労働省にお話をあげて頂けたそうです。
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本日のポイント |
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厚生労働省のホームページに支援団体の情報がある。 |
自治体のホームページにも支援団体の情報が掲載されている場合がある。 |
当事者会は会員制だったり、費用が必要だったり開催方式(オンライン・対面)が様々。要確認。 |
いかがでしたでしょうか。ご質問等は「お問い合わせ」ページより承っております。
編集後記
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