本日は介護施設費用の平均を紹介します。介護保険の申請がまだお済みで無い方は「【今さら聞けない?】そんなあなたへ「介護保険」のご案内です。」を参考に申請をお済ませください。費用面で確認するべきポイントも紹介します。それでは参りましょう!
施設選びの時に確認するべきポイント(費用面)
入居時に必要な費用
施設によっては入居時一時金が必要な場合があります。0円〜高いと数千万かかることも。数千万が払える人がいるんですね。ため息出そう。(分けて欲しい。)
月額費用の中に含まれるもの
血圧・糖尿など定期の内服がある方も多いと思います。月額費用に医療費が含まれる施設と、そうではない施設があります。こちらも確認しましょう。
各種減免制度は申請済みか。
各種媒体掲載の費用は、減免制度が適用前の金額です。施設の種類とご本人の年収次第で減免制度を利用できる場合があります。利用可否が分かった状態で施設に申込に行くと具体的な試算が出来ます。
減免制度について

介護医療院(介護療養型病院、要介護1〜)
介護保険の負担割合が1割で16〜18万/Mくらい。入居時一時金不要。原則追加費用は発生しません。
日常的に医療行為(*1)が必要な方の受け入れ先です。受診の為に他の病院へ連れて行く必要はありません。
(*1)医療行為とは、昼夜問わず吸引が必要・点滴・経管栄養等。
【memo】
病院から転院:入院中の病院が転院を段取ってくれます。
自宅療養中:かかりつけの先生に紹介状を書いてもらって、希望の病院に連絡をとりましょう。
電話の仕方
代表番号の場合は、電話に出た方に入院の相談をしたいとお伝えください。担当部署がわかる場合は担当部署への連絡も可。
相談の所要時間・当日までに用意するもの・当日どこで担当者と落ち合うか確認しましょう。
担当の方との面談です。お金のことなど気になることはどんどん聞いてしまいましょう。
療養型病院とは?
【元MSW解説】療養型病院とは|費用は?対象は誰?選び方は?
(当サイト内他記事へ)
介護老人保健施設(要介護1〜)
介護保険の負担割合が1割で11〜15万/Mくらい。入居時一時金不要。原則追加費用は発生しません。
病院からの退院後、もう少し(基本的には3ヶ月を目処。)リハビリをしてから家に帰りたいという方向けの施設です。
- 原則他の病院への受診は不可。
- 薬は施設内にて処方。
- 治療の為入院になった場合は一旦退所扱い。
- 長期療養可、看取り可、経管栄養対応可の施設(一部)あり。
※要介護1で施設入所、となった場合長期療養可の介護老人保健施設を探す場合もありました。
特別養護老人ホーム(要介護3〜)
介護保険の負担割合が1割で11〜15万/Mくらい。入居時一時金不要。月額に加えて医療費が発生します。
従来型(大部屋)/ユニット型(個室)の2種類があります。大部屋は高くても大体11万くらい。個室は大体15万/Mくらいです。夜の吸引や点滴、経管栄養(は対応できないところがほとんどです。
いかがでしたでしょうか。今回は筆者が住む地域の目安をお届けしました。尚、原則追加費用は発生しないというのは、シーツや寝間着交換等の雑費を想定しています。お問い合わせ等は「お問い合わせ」ページより承っております。
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